2016年1月31日日曜日

一月の現状

タイトル:『さっき初めて会った人の結婚式の祝辞』
作詞:母野宮子
作曲:Climenote
編曲:Climenote
ラップ:ハハノシキュウ

ウェディングドレスを着たままで食べるカレーうどんの味、本当価値あると思うんだ。
僕の預金現金より触れたくなるようなプレシャスな夜だからこそ僕のスピーチが輝く。
「旧い友人よ、僕は新しい友人だ」
これは人生最高の結婚式のスピーチの友人代理を募集する求人だ。

嫌いな人に嫌いと言うと涙が出ちゃうんだろう。
ドリカムかき鳴らすジゴロ。人の不幸を祝うのは飽きた。
親戚のガキが溢したキャビア。
おめでたいという点に関して頭も心もほぼほぼ一緒だって明後日が言うのさって。
お花畑は誰にも見えないと同時にお花畑には誰もいない。
結婚式のスピーチには怒りが必要だ。
僕はどんなスピーチにだって間に合わせれる。
初夜となれば寝れる。羊を数えなくても睡眠を得れる。
愛でるべき親しい友人代表代理祝辞。
つまり二人深み増して今だけはね幸せだって今日は昼夜
皮肉のリブのウェルダン喰うが消化不良だ。
幸か不幸かどうか生涯メシ残すな的な教科書だ。
走馬燈のような女神、手書き手紙願い込めた。
ブーケが取れた棘が大怪我させた派手な女がスピーチを始める。
それにしても新婦の親友の祝辞ときたら、
問い掛けるような文章を用意してるのにどうして棒読みなんでしょうか?
僕の心は腐ってるまるでロボットみたいにエモーショナルな春だからさ。
から騒ぎの成れの果ては名前を絡めたケーキを並べた。
腹減ったから得たパラメーター笑えない。
さっき初めて会った君はどうして僕なんかにスピーチを頼んだんだ。
社会的に地に足が付いてないとテーブルクロス引きは盛り上がらない。
ケーキもワインも愛もカレーうどんもひっくり返らない。
たかだか一回聞いたぐらいで意味がわかる結婚式の祝辞をする気なんて僕には最初からないんだよ。

祝辞が終わり食事が始まりさっきまで新郎が座っていた席に戻り。
自分の健忘気味の結婚式の祝辞をさっき初めて会ったばかりの自分に頼み込み。
タキシードのシミに気付くこの意味深。カレーうどんの汚れを横目に立ち上がり。
さて今度は会ったことすらない人の葬式の弔辞をやらないといけないから悪い。


先を急ごうか。






ライターとして デビューしました。



そして、ライターとして連載のお仕事をいただきました。







ハハノシキュウ×オガワコウイチ feat.8mm(ハチミリ)/センチメンタル @韻果MATSURI Vol.10

センチメンタル

作詞:母野宮子
作曲:小川晃一
編曲:小川晃一

揺らいだ影の描くたわいもない小さな物語
繋いた事のない手はほどけはしない
センチな気持ちにはまだなれないな
あと2ミリただ、あと2ミリ近ければ

切なさにすら辿り着けない
季節やら絆、名残り 
揺れないブランコから靴を飛ばし
不安のままいつの間に
地面に描いたボーダーライン
2ミリ足りなくて越えられない
切ない気持ちになれそうなのに
飛ばした靴を取りに行く遊び
気持ちに勝手に名前を付けて
おんなじ気持ちを共有しても
コンマ2センチは足りなくなるよ
こんなイメージ、ゴミ箱にあるよ
あともう少しで青い冬が終わる
跡を残して夕方の裏
夜になる前に家に帰るけど
夜になったらどうなっちゃうんだろう

繋いた事のない手はほどけはしない
センチな気持ちにはまだなれないな
あと2ミリ、ただ、あと2ミリ近ければ

ベッドに入ったまんまで電気を
消そうして手を伸ばすけど
垂れた紐に手が届かなくて
寒さを堪えて身体を起こす
2ミリ足りなくて電気を消せない
携帯電話を手から離せない
とっくに暦は夏だというのに
青い冬だ、仰いだまま
気持ちに勝手に名前を付けて
おんなじ気持ちを共有しても
コンマ2センチは足りなくなるよ
こんなイメージ ゴミ箱にあるよ
電話が鳴る
バレないように家から出る
家に帰る前に夜になるけど
家に帰ったらどうなっちゃうんだろう

コンビニの光を目印にゆっくりと歩み寄ってく
コンクリート踏みしめたら遠くまで行こう
夜に

昨日と今日のちょうど境い目
時計の針 みたいに寄り添う
寄り添うけれど触れてはいない
触れていないけど揺れてはいる
ノスタルジーに火を点ける公園
なんか悪い事しているみたいだ
二つのブランコ 触れない距離感
咳き込んじゃって「ああ、格好悪い」
気持ちに勝手に名前を付けて
おんなじ気持ちを共有しても
コンマ2センチは足りなくなるよ
こんなイメージ ゴミ箱にあるよ
繋いだ事ない二人の手は
繋いだ事ないからほどけない
朝になる前に家に帰るけど
朝になったらどうなっちゃうんだろう